CBDオイルの説明書(CBDの選び方・含有量・濃度・フルスペクトラム・安全性)

CBDオイルやリキッドの購入を検討する上で、結構大事なポイントである、CBD含有量・濃度・フルスペクトラム・安全性についてなどから、CBDオイル・リキッドのメリット・デメリットの比較など、説明書的なものを書いてみました。

CBDの製品形態について

CBDは親油性(脂溶性)の成分です。その為、食用油脂に溶かしたものは「CBDオイル」として販売されています。グリセリンに溶かしたものは、「CBDリキッド」(電子タバコで吸う)として販売されていることが多いです。CBDオイルを食品に含めたCBDチョコレートや、CBDガムなどは日本でも購入することができるようで、海外ではグミなんかもありますね。飲むタイプではカプセルタイプもあります。海外ではCBDウォーターといった商品もあるようです。

CBDの含有量と濃度の関係について

CBDを買う前に、CBDの含有量とCBDの濃度について、わかりやすくしておく必要がありますね。
CBDオイルやリキッドはmlの単位で表示されていますが、例えば30mlのボトルにCBD300mgとすれば、(0.3g/ 30gで)約1%の濃度と言えます。厳密には30mlの油は27g程度となるので、1%以上ではあるのですが、便宜的に1%と表示してるメーカーが多いようです。(グリセリンは30mlだと37g程度なので、300mg/30mlのリキッドの実際の濃度は1%未満となりますね。)
CBDの含有量が多ければ、価格も高くなってきます。濃度が高くても、少量ボトルであれば、価格は抑えることができます。

CBDを買う際に濃度が高ければ良いのか問題がありますが、一番大事なのは、「どれだけのCBDを摂取したか把握できるようにしておく」ということだと考えます。1スポイトや1カプセルでどのくらいのCBDを摂取できるのか、各メーカーやブランドの説明書きを確認すると良いです。

特に、なんらかの疾病に対してのセルフケアでのCBDオイルの利用を考えている人は、どのくらいのCBDを摂取したら睡眠が良くなる、精神が安定するなど、効果(体感)とCBD摂取量の相関性を確認&メモすると良いと思います。

 

高濃度CBD製品のメリット・デメリット

高濃度CBD製品のメリットは、オイルやリキッドの使用量が少なくてもたくさんCBDを摂取できるということにつきると思います。一方、1滴あたりのCBD含有量が多いので、摂取量の調整が若干難しいということがデメリットとしてあげられると思います。

なお、濃度の濃いCBDオイル(3%以上)は、初めての人は(体調や体質にもよりますが)1スポイトも取ると「体感」が強くなりすぎる可能性がありますので、ごくごく少量からお試し頂いたほうがいいと思います。(もちろんかなりの個人差があるので効かない人もいます。)
初めての人は、個人的には1%程度の濃度の製品から試してみるといいと思います。1%のCBDオイルの場合は、1ml(スポイト1杯程度)で10mgのCBDが含まれるわけなのですが、その程度でもリラックス感や傾眠感は感じることができると思います。

【注意!】飲むCBDオイルは遅効性!CBDリキッドは即効性あり!

CBDは摂取の仕方によって、体内に取り込まれ効いてくるのに時間がかかったりします。一番即効性のあるのが、電子タバコ装置を使って蒸気を吸い込むCBDリキッドです。肺の毛細血管が一斉にCBDを体内に取り込むわけです。吸い込んで3分しないうちに、脳にCBDが届きリラックス感を味わうことができます。

一方食用のCBDオイルは粘膜・消化器官を通して吸収されます。舌下や粘膜は、腸からの吸収よりは早いですが、肺ほどの吸収力はないです。なので、基本的に接種後1時間〜2時間ほどしてから本格的に効いてくると考えたほうが良いです。これはCBDオイルのデメリットの一つといえると思います。

※もちろん、舌下や粘膜の吸収のみでも若干のリラックス感や傾眠感は感じられますが、あまり効かないなぁと思って追加で飲んだりするのは少し止まって考えたほうが良いです。腸からの吸収が進んでCBDの血中濃度が上昇した際に、予想を超える体感にびっくりしてしまうかもしれません。

CBDリキッドのデメリット

①濃度が高いと結晶化する可能性あり!

電子タバコ装置を使いCBDリキッドの水蒸気を摂取する方法は、CBDの摂取方法の中では最も即効性があり、おすすめの摂取方法の一つでもあります。が、特に高濃度を売りにしているCBDリキッドに多いのですが、冷蔵庫で保管していたらCBDが結晶化することがあります。結晶化してしまったならば、湯煎などすればまた溶けるわけですが、手間で面倒です。

②電子タバコの水蒸気発生部分(コイル)が消耗品

CBDリキッドを使用するには、電子タバコの装置(VAPE)を別に準備する必要があります。その中でも、水蒸気を発生させる部分=コイルにはコットン(綿)が使用されており、コットンにCBDリキッドが染み込んで、そのコットンに電圧をかけることで水蒸気を発生させています。ですが、使用を繰り返すうちに必ずコットンが劣化します。場合によっては綿の部分に焦げ付きが起きて、喉がイガイガしてしまう「煙」を吸ってしまうこともあります。焦げ付きが進むと、水蒸気の発生ができなくなり、コイルの交換が必要となります。

つまり、CBDリキッドは単体では利用することができず、ベイプ本体の購入と、消耗品であるコイルを購入する必要があります。ここはデメリットと考える人もいるでしょう。

フルスペクトラムであるかどうか?

ヘンプ由来のCBDには、CBD以外にも微量のカンナビノイドやテルペン類などが含まれています。テルペンは芳香・色素などの成分です。
これらの微量成分とCBDの効果が相乗的に働くことをアントラージュ効果と呼ばれ、これらの微量成分を含んだCBD製品は、フルスペクトラムCBDと呼ばれます。

国内の幾つかのCBD業者さんはCBDの結晶を仕入れ、国内でオリーブオイルなどに溶かしているだけのものがあります。つまり、アントラージュ効果を得られない、CBDのみの薬理作用しか期待できません。

これは処方薬的な考え方としてはありな製品です。ただし、カンナビノイド系の成分が、「単離(もしくは精製)したものよりも、様々なカンナビノイドが含まれている方がより効果的」というのは、合成THCと大麻の喫煙との比較研究などでも古くから分かりきっていることなので言うまでもない案件なのですが、単離CBDの結晶を溶かしたもののほうが安全かつ高品質だ!と言い切る日本のCBD業者さんもいます。(単純にCBDのみの薬理作用を期待できますとか書くならまだしも)こういう業者さんは不勉強or嘘つきなので、信頼しないほうが良いですよ!

「味」はメーカーごとにで千種万様

CBDオイルは、メーカーによって飲みやすさに差があります。ピリピリっとした刺激味のあるもの、エグミがあるもの、渋みのあるもの、匂いの強いもの、プレーンなもの、味付けをしたものなど様々あります。天然原料であるヘンプ由来のため、原料由来の香りや味に大きく差があります。また、製造方法でも香りなどに違いがあるようです。同じメーカーでもロットで色が違ったりすることもあります。こればっかりは好みの味を探すしかないと思われます。

CBDの安全性

CBDオイルは、産業用ヘンプ(大麻草)由来のため、その製品が安全であるかどうかが非常に気になるポイントです。CBD自体は規制を受けていない成分なのですが、気になるのはTHCという成分が含まれていないかどうかです。

CBDが今のところ合法的に輸入できるのは、産業用ヘンプの茎と種から抽出されているからなのですが、THCは「麻薬、麻薬原料植物、向精神薬及び麻薬向精神薬原料を指定する政令 」において麻薬と指定されているので、茎や種から取れたCBDオイルにTHCが混ざっていると、麻薬を持っている事になります(笑)

小市民としては法令遵守がモットーですので、できればTHCが含まれていないほうが良いわけですが、購入したCBD製品のTHC濃度を知る方法は、①販売店に問い合わせる②メーカー・ブランドの海外ウェブサイトで確認するという方法があります。

とはいえ、基本的に輸入の際にTHCが含まれていないことを示す証明書類が必要なようですので、国内に正規に輸入されているものであれば気にする必要はあまりありません。

なお、スポーツ選手(ドーピング検査がある人)でない限り、THCが微量に含まれていても(そもそも微量のTHCは体に無害)身体的には何も問題ないので気にしすぎるのも体に毒です。

CBDオイルはガンに効くのか?

多分、CBDオイルを調べている人の中には、CBDが癌に効くかもしれないという情報を聞いてやってきた人も多いと思う(そういう記述がウェブにあふれているため)のですが、まず、癌に効くとか標榜して販売しているCBD業者さんは薬事法違反の恐れのある会社なので気をつけましょう!そんな基本的な法律も守れない業者さんは、他の法規制も蔑ろにしていてもおかしくないですから。例えば異物混入のリコール案件のあったときに、誠実な対応をするのか?と疑問です。

で、本題の癌に効くのか?ということですが、(CBDを含む大麻のカンナビノイドが)癌に効く可能性は示唆されています。試験管レベルの実験ではがん細胞のアポトーシス(細胞死)を誘発することや抗腫瘍作用などがわかっています。

しかし、CBDは特効薬や万能薬のような形で有効というわけではありません。人体でのCBDの抗癌作用についての十分な研究結果が揃っていないのが現状です。

つまり難治性癲癇に対するCBDの効果(癲癇発作を抑える、根本完治するわけではない)は治験を通して効果の期待できる用量などのデータが蓄積されていますが、現段階においては、がん治療への標準治療へと組み込まれる見込みは、少なくとも現段階では聞いたことがありません。

これからのCBDとカンナビノイドのさらなる研究を待ちましょう。

 

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