池田清彦早稲田大学教授「福島に大麻特区を作って復興費に」

池田早大教授「福島に大麻特区を作って震災の復興費に充てたらいい」 @nifityニュース

こんな記事を見つけたので紹介。早稲田大学国際教養学部の教授、池田清彦 氏が、米国コロラド州で大麻が合法化になったことに関して「嬉しいニュース」だとし、彼の考えを語っている。

週刊朝日2014年1月31日号に記事が掲載されているとのこと。

この記事では、嗜好品としての大麻が大きな経済効果を生むとして、「大麻特区」を福島に作り、震災復興に充てるのはどうかと提案している。

いろいろと突っ込みたくなる部分がある。まず、アメリカでの大麻の解禁には、医療大麻の合法化が多くの州で進んでいることがベースにあって、その部分はこの記事からごっそりと抜け落ちている。

また、以前から産業用として日本でも「大麻特区」の構想はあり、すでに認定された経緯があるということも、特区の話をするなら触れてもよいんじゃないかと思った。(現状はどうなっているんでしょうか)

→北海道のウェブサイトPDF http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/ckk/grp/05/kitamininntei.pdf

誌面や記事の文字数など色々と事情はあっただろうからまぁ細かいことは置いておきましょう。

この記事では結構大事なことを言っていると思っていて、以下がこの記事で最も重要な部分。

米国コロラド州は2012年11月の住民投票により嗜好用大麻の使用が合法化されたことを受け、2014年1月1日に大麻の販売を解禁したようだ。何であれ個人の自由を侵害する制度に反対の私にとってはうれしいニュースである。人は他人の恣意性の権利を侵害しない限りアホなことをする自由がある。

ここは大事なところです。大麻の喫煙=アホって思っている方がアホではあるんですが、嗜好品としての大麻について考えるとき、下線を入れた一文が外せないポイントになるのではないでしょうか。

権利って「誰にも迷惑かけないから、ちょっとぐらいわがまま許して」ということだと思うんです。
仕事で疲れた週末くらい家でリラックスするための大麻吸ったって
いいでしょ?お酒を飲んでリフレッシュするようなものです。

もちろん、その個人的な「わがまま」だけでは社会は成り立たないので、みんなで共通の「わがまま」を認められる範囲を、法律や制度・ルールとして作り上げなければいけないわけで、当然社会的コストが多くかってくる。

コロンビア州も、当然反対意見はあったはずなのだが、「大麻の使用は社会的に許容できる」との共通認識が大きくなったということで、合法化になったとも考えることができる。

さすがに、大麻を吸ったら「アホになって不健康になって仕事もろくすっぽしない無気力精神病になる」思っていたら、誰も賛成しないしアメリカ国民の過半数もの人が賛成するわけがない。大麻合法化のニュースをみると「アメリカ人はやっぱりアホだ」みたいなことをいってしまうような人は、まさにブーメラン。そんなこと言ってないで、なぜそのようなことが起きたのかってことを考えた方がよっぽど有益だと思います。

嗜好品としての大麻の主張ってすごく難しいんですよね。

医療大麻はかなりわかりやすい人権侵害なので、さすがの日本も徐々に状況が変わってくると思います。素晴らしい志を持った人々の行動のおかげでCBDオイルが税関を通るようになったのは本当に大きなチャンスだと思います。

一方、嗜好品とは、「味や臭い、もしくはその行為とか雰囲気とか、とにかく大好き」な何かです。「俺、大麻好きなんだ!だから吸わせろ」と一人が叫んでも、法律は変わらないのです。嗜好大麻は、社会全体の大麻に対する認識が変わらなければ不可能なのです。だから、時間がかかると思います。

寄り道しましたが、少しでも早く日本の世間一般的な大麻のイメージが、より現実に近いものになるよう少しでも力になっていきたいなぁとか思います。

あとで週刊朝日買ってみます。プチ情報ですが、週刊朝日は割と大麻に対して肯定的な記事を作ることが多いと大麻業界では有名です。

本誌にその他の興味深いことが書いてあれば追記なりしようと思います。

追記 同日

記事書いてググったらこのウェブニュースの2ちゃんねるのまとめを見つけました。http://alfalfalfa.com/archives/7072071.html  なんだか日本での大麻の合法化はまだまだ先な気がしてきました。最後の青文字はナイスな意見です。

 

ヘンプ読本 大麻草全般の知識が分かりやすく一冊に

ヘンプ読本 2006年8月1日出版

大麻の基本的な情報が一冊にまとめられた本。総ページ数268ページの中に、産業ヘンプ、医療大麻、伝統文化としての麻など、多岐に渡って紹介してある。海外・日本の大麻草を利用した先進的な取り組みや科学的データもしっかりと紹介しており、充実した内容です。

ヘンプを使用したビジネスをしてみたい人、新たなエコ素材を探している人など、ヘンプについて興味がある人なら必読の本です。

目次の見出しのみ紹介していきます。

目次

  1. ヘンプの基礎知識
  2. ヘンプとはどんな植物か
  3. 日本文化と麻
  4. ヘンプを着る
  5. 麻の実を食べる
  6. ヘンプオイルで美しくなる!
  7. ヘンプで作る癒しの空間
  8. ヘンプハウスに住みたい
  9. ヘンプ紙で森を守る
  10. ヘンプでプラスチックを作る試み
  11. ヘンプエネルギーで車が走る
  12. ヘンプから医薬品をつくる
  13. ヘンプの可能性に挑戦する
  14. ヘンプ生活24の方法

著者は赤星栄志さん。ヘンプ業界でもかなり有名らしい方で、他にもいくつかヘンプに関する著書を持っています。農業ビジネスで連載を持っており、そちらではもっと突っ込んだ内容や詳細なデータでヘンプについて解説。ただし、大麻報道センターの報告にあったような話もあり、もう少ししっかりとして欲しいところです。

祝!コロラド州 アメリカ初の大麻合法化

2014年の幕開けは、大麻が気になる人なら誰もが喜んだニュースと共に迎えました。

日本でもNHKなどのメディアでもその一報が伝えられたようです。つい先日も、大麻合法化に対するアメリカ国民の世論調査が、続報のように放送されていました。

米 大麻の合法化は世論を二分 (NHK News web)

要約すると、大麻の合法化について49%が「賛成」、48%が「反対」という結果になったということです。なかなか多くの人に驚きを与えたニュースだったのではと思います。

今回の報道において天下の公共放送であるNHKさんに曖昧にしないで頂きたいことが一点だけあって、

ただ、大麻は中毒性や健康への悪影響があることも医学的に明らかになっていて、アメリカではしこう品としての使用をどこまで認めるべきななのか意見が分かれています。

これは

ただ、大麻は、お酒やタバコ・カフェインなどと同様に中毒性や健康への悪影響があることも医学的に明らかになっていて、アメリカではしこう品としての使用をどこまで認めるべきななのか意見が分かれています。

と、最悪でもこの程度の内容に直してほしいなあ。その大麻の中毒性が程度のものなのか、既に明らかになっている情報ですからね。それぐらいはリサーチしてるはずですしね。より中立で誤解を生み出さない表現にしてもらいたいものです。

ちなみに、管理人の知人(大麻はあまり好きじゃない。お酒を断然好む。)が正月に家族でコロラド州合法化のニュースを偶然見たそうですが、怪訝な表情に変わっていく家族の表情が見て取れたとのこと。「アメリカ人は痲薬ばっかりやって本当にもう」とか呟いていたとか。

まだまだこれが日本の現状なんですよね…(終)