大麻(ヘンプ・マリファナ)産業 ビジネスの規模拡大と可能性

Green Rush(グリーンラッシュ)Cash Crop(キャッシュクロップ)

先日のアメリカで産業用ヘンプの合法化法案を連邦議会に提出との記事をご紹介しましたが、以前より中国が主に繊維用、ヨーロッパでも繊維・食品用途、カナダでは主に食品用途に産業用大麻の栽培が許可され、最終製品の供給を担ってきました。

ヘンプ・マリファナの情報を日々追っている方々は既に目にしたことがあるかもしれませんが、「大麻がビジネスチャンス!」という報道も増えてきました。経済誌などで、グリーンラッシュだキャッシュクロップだなどと言ったキーワードをもって騒がれています。

マリファナ市場規模の拡大

実際、アメリカの嗜好用大麻解禁に伴い、マリファナ経済規模は右肩上がりです。2017年には約90億ドルを売上げ、2018年に全米での売上高が110億ドルに、2021年には210億ドルに増加すると予測しています。

市場規模が大きくなるということは、それに伴って雇用も増えるわけですが、アメリカでは、2017年には大麻産業では12万人が雇用されました。また、2021年には29万人が大麻関連事業に従事すると推計されています。

嗜好大麻を合法化したアメリカ各州は大麻に課税しており、その税収はもはや外すことのできない税収とも言われています。2016年に10億ドルの税金が収められたようです。

ヘンプ市場規模の拡大

産業用ヘンプは主に食品(ナッツ・オイル・ミルク・加工食品)・衣料品・パーソナルケア(化粧品・石鹸などケア用品)・産業用資材(マルチ材等)に利用されます。これらは2016年のアメリカ国内で推計5.5億ドルを売り上げました。

http://www.votehemp.com/PR/2017-4-14_2016_Annual-Retail-Sales-for-Hemp-Products-Estimated-at-$688Million.html

また、産業用ヘンプから抽出できるCBD(陶酔作用のない主要なカンナビノイドの一つ)も近年目覚ましい広がりをみせ、2017年は売上げが3億6000万ドルに達し、2020年には11億ドルに、2022年には18億ドルの市場規模に成長すると見られているようです。

産業用のヘンプは農薬など少なく育てることができる、環境に優しい農作物なのです。一次産業の拡大の多くは環境へ不可を増やすことが多いことを考えると、ヘンプビジネスはそれ自体が広がることで環境負荷の軽減できるという、持続可能性も秘めています。
とはいえ一部の州で合法になった嗜好用大麻と比べると、産業用大麻(ヘンプ)の本格始動は法案が通ってからとなるでしょうが、CBD含め今後の広がりが期待されます。

参考
http://money.cnn.com/2018/01/31/news/marijuana-state-of-the-union/index.html

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