大麻の効果 持続時間(喫煙・経口摂取)について

大麻の吸い方シリーズです。結論から言うと初心者には吸収が早く持続時間の短い喫煙/気化蒸気が陶酔度合いを調節できるのでおすすめですが、各摂取方法による吸収効率やHighな状態の継続時間なども確認してください。

大麻の摂取方法と吸収効率(バイオアベラビリティ)

大麻の摂取方法は①煙や気化蒸気を肺から摂取②食べて消化器から吸収③舌下吸収の3つが主な方法があります。
いずれも、毛細血管などからTHCなどのカンナビノイド(大麻の陶酔成分)を吸収し、血流に乗って、脳を含む全身の細胞内のカンナビノイド受容体に取り込まれ、様々に作用するという流れです。ただし、体内に摂取したものが必ずしもすべて吸収されるわけではありません。

体内に摂取した物質がどのくらい全身の血中へと吸収されるのかという指標をバイオアベイラビリティーといいます。バイオアベイラビリティが高い方が、吸収率が高く、ある意味ではコスパに優れているという考え方ができます。各摂取方法によるバイオアベイラビリティーの違いを医学研究から見てみます。

①喫煙・気化蒸気による肺からの吸収 2%〜56%
→肺は毛細血管をもって常に酸素や二酸化炭素のやりとりをしている器官で、非常に吸収効率が良いです。最大で56%と非常に高いバイオアベイラビリティーとなります。とはいえ、煙の吸入量・肺に煙を留める時間などにより吸収効率は大幅に変動するようです。また、肺からの非常に素早く

②経口摂取 6%
→研究が少ないようですが、4〜12%で平均すると6%程度ではないかとのことです。これは、吸収されずに排出されるもの、肝臓などの消化器官で代謝されてしまうものがあるためだそうです。

③舌下吸収(口腔粘膜)15〜25%
→これは、大麻チンキやオイルをベロの下に一定時間貯めることで舌下の毛細血管や口腔内の粘膜から吸収する方法です。最終的には唾液と飲み込むことになり、消化器官系でも吸収されるため舌下のみの正確なデータは見つけられませんでした。

大麻の効果の持続時間

大麻は摂取方法によって、カンナビノイドが脳に届きHighを感じるまでの時間、効果の継続時間にも大幅に違いが出てきます。

①喫煙・気化蒸気による肺からの吸収 持続時間:2時間程度
→下記のグラフでは、B~Hの6人の大麻喫煙による血中の通り、速やかに体内に吸収される様子が確認できます。喫煙から10分程度で血中のカンナビノイドの値が最大になっています。血中のカンナビノイドは脳・身体中の受容体に結びつき、いわゆるHighな状態になります。実際、喫煙後2〜10分程度で効き始めたことに気づくはずです。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2689518/

喫煙の場合は、30分~1時間程度でHighのピークに到達し、3〜4時間でほぼ通常状態へと戻ります。喫煙/気化蒸気で肺からの吸入は、吸収効率が高く、効果が現れるのが早く、ピークから離脱までが3時間以内と短く、要するに酔いの程度を調整しやすいために、多くの大麻経験者が好む摂取方法です。

②経口摂取 継続時間:4〜12時間程度
ある研究ではマリファナ食品を摂取後、2.5〜3.5時間後に陶酔効果が感じられ、24時間以内に大麻の効果が消えるとのデータがあります。一般的には、摂取するTHC量に左右されますが、摂取後30分〜2時間程度で効き始め、2時間〜4時間でHigh のピークに達し、Highは4時間〜12時間程度続くものとされています。

③舌下吸収(口腔粘膜) 継続時間:?
→実質的に舌下吸収は唾液とともに消化器系へと流れ吸収されるため、舌下のみの研究は見つけられません。嗜好用というよりは、GWファーマシューティカルズのサティベックスなどのような医薬品での利用が多い方法です。舌下吸収は毛細管より速やかに吸収が始まるようです。結果的には経口摂取と同様に消化器関係での吸収・代謝が始まるため、同様の継続時間となるかと思われる。


参考研究論文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2689518/
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5260817/
https://academic.oup.com/jat/article-abstract/12/4/169/757094?redirectedFrom=fulltext

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